明日に向けて

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高市政権の非核三原則見直しに反対!京都原水爆被災者懇談会と京都「被爆二世・三世の会」の声明を転載します

守田です(20251127 11:00) 明日に向けて(2542)

非核三原則見直し反対声明 

声 明
高市政権の非核三原則見直しは許さない
三原則堅持、法制化、核兵器禁止条約批准こそ国民の願いであり、世界平和・核廃絶への道
2025年11月25日

京都原水爆被災者懇談会 世話人代表  花垣ルミ
京都「被爆二世・三世の会」 世話人代表  平 信行

10月21日発足した高市新内閣が、日本の国是である非核三原則の見直しを検討する~三原則の一つ「核兵器を持ち込ませず」を排除する~動向が明らかとなっています。
高市氏は臨時国会所信表明演説で、安保3文書改定方針を示し、11月11日の衆院予算委員会質疑において、3文書改定の際、非核三原則堅持の文言を維持するのかと問われ、明言を避けました。
高市氏は首相就任前から非核三原則のうち「持ち込ませず」の見直しを再三にわたって主張しており、2022年12月の安倍内閣による現行3文書閣議決定時も、経済安全保障担当相であった高市氏は「持ち込ませずの原則排除」を訴えていました。自ら首相となり、安保3文書改定をめざす今、非核三原則見直しをはかろうとする危険性が高くなっていると言わざるを得ません。

非核三原則は1967年当時の佐藤栄作首相によって表明され、その後、度重なる国会決議で「国是として確立されている」ことが確認されてきました。国の根本に関わる大原則であり、平和憲法を持つ国としての国際公約でもあります。
80年前の広島・長崎への原爆投下とその後の核保有国による核実験被害を経て、私たちは二度と核兵器による惨禍を生み出してはならないと、全国民共通の強い意志をもって非核三原則を謳い上げ、創り出してきたものです。一内閣の勝手な判断で変えられるようなものではありません。

非核三原則の見直し~核の持ち込み~を許せば、アメリカの核兵器が実際に日本国内に配備されることになります。
核兵器は仮想敵国を先制的に攻撃することを目的とした兵器であり、憲法で定められた「戦争の放棄」、「戦力の不保持」、「交戦権の否認」に真っ向から対立することになります。
また、NPT条約で定められた核不拡散(核兵器国以外への核兵器の拡散防止)の定めとも鋭く対立します。そして、日本とアジアの国々との間にこの上なく危険な緊張状態をもたらし、平和と安全を脅かすことにつながっていきます。何より、私たち日本人が80年間培ってきた平和を希求する心に、楔を打ち込み破壊することになります。

私たちは非核三原則の見直しを絶対に認めるわけにはいきません。「三原則は守るべきもの」として強くその堅持を求めます。
そして堅持するだけでなく、「日米核密約」の破棄、非核三原則の法制化など、実効性ある措置を強く求めます。
さらに、日本政府が安全保障政策、核政策の大きな方針転換をはかり、核兵器禁止条約に署名・批准し、日本の平和と安全のため、世界の平和と核廃絶のため、積極的な役割を果たしていくことを求めます。
被爆者および被爆二世・三世の心からの叫びとしてこのことを訴えます。

長崎市で開かれた集会で、非核三原則見直しに抗議する参加者=22日午前 共同通信

国会前で「非核三原則の見直し反対」などを訴える被爆者ら=21日夕 西日本新聞


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